カテゴリー別アーカイブ: 法人税

市販の会計ソフトを使った場合、承認を受けないと、帳簿書類のデータのみでの保存はできません

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【国税庁】電子帳簿保存法Q&A

国税庁から、「電子帳簿保存法Q&A」の追加が、公表されました。

市販のソフトを使って、経理処理などを行っている企業は多いと思いますが、

無条件に、「国税関係帳簿書類の電磁的記録等による保存等」に該当するわけではありません。

税務署長等の承認を受ける必要があります。

承認を受けることなく、紙での保存を行わず、電磁的記録等による保存等=データのみでの保存を行うことは出来ません。

ご注意下さい。

【財務省】「税に関する18の質問」公表

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【財務省】税に関する18の質問

財務省から、「税に関する18の質問」が公表されました。

先日、来年度の税制改正大綱が公表されましたが、

そもそも、なぜ税金を納めるのか。

税にはどのような種類があるのか。

といった、税に関する基本的なことが、書かれています。

  1. 「税」の現状
  2. 所得税・相続税・贈与税
  3. 消費税~「社会保障と税の一体改革」~
  4. 法人税
  5. 国際課税

以上の5つの章に分けて、18項目についてQ&A形式で書かれています。

是非ご一読下さい。

【中小企業庁】「平成29年度税制改正の概要について(中小企業・小規模事業者関係)」公表

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【中小企業庁】平成29年度税制改正の概要について(中小企業・小規模事業者関係)

先日、平成29年度の税制改正大綱が公表されました。 こちら↓

平成29年度税制改正大綱公表【2016年12月9日付ブログ】

その中で、中小企業・小規模事業者関係について、中小企業庁から、概要を図解入りの解説が公表されました。

中小企業・小規模事業者関係の改正点は、以下の通りです。

  • 固定資産税の特例の拡充
  • 中小企業経営強化税制の創設
  • 中小企業投資促進税制の延長
  • 商業・サービス業・農林水産業活性化税制の延長
  • 所得拡大促進税制の見直し
  • 研究開発税制の拡充
  • 中小企業者等の法人税率の特例の延長
  • 事業承継を促す税制措置の見直し

詳細は、リンク先をご覧下さい。

経営を強化するための税制優遇施策が並んでいますので、

中小企業・小規模零細企業の皆様は、適用できそうな施策がないか検討し、

そのための準備を始めるとよいかと思います。

平成29年度税制改正大綱公表

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【自民党・公明党】平成29年度税制改正大綱

【産経】来年度与党税制大綱が決定 配偶者控除、世帯により負担増減 ビール類の酒税統一へ

【時事通信】格差是正へ所得税改革=第1弾で配偶者控除拡大-税制改正大綱を決定・与党

来年度(平成29年度)税制改正大綱が、与党から公表されました。

今回の目玉である配偶者控除の見直しについては、最近の報道の通り、

103万円の壁は、150万円まで引き上げられ、

世帯主の所得が1,000万円(給与1,220万円)を超える場合には、適用がありません。

その他も、これまでの報道の通り、

  • タワーマンションに係る課税の見直し
  • 国外財産について相続税が非課税となる、国外居住年数が、5年→10年に延長
  • 酒税の見直しを平成38年10月1日まで3段階に分けて実施

などが改正されます。

法人税では、

  • 研究開発税制の見直し
  • 所得拡大促進税制の見直し
  • 確定申告書の提出期限の延長を4ヶ月まで認める
  • 役員給与に関する見直し
  • 組織再編税制に関する見直し
  • 地域中核企業向け設備投資促進税制の創設

などが、盛り込まれています。

詳細は、上記リンク先をご覧下さい。

 

 

 

クレジットカードによる国税納付スタート(来年1月4日~)

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【国税庁】クレジットカード納付の手続

クレジットカードによる国税の納付が、可能になります。

来年(2017年)1月4日8時半からサービスが開始されます。

法人税、消費税、所得税、相続税など、ほぼ全ての国税に対応しています。

詳細は、上記リンク先をご覧下さい。

【日経】税軽減で企業の稼ぐ力向上 事業分離など後押し 政府検討

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【日経】税軽減で企業の稼ぐ力向上 事業分離など後押し 政府検討

来年度税制改正大綱の公表まで、1ヶ月を切りましたが、法人税法関連で、以下の3点が検討されているようです。

1.企業の一部門を切り出して新会社を設立する際に、資産の売却益に対し、課税の繰延を認める

2.役員の利益連動報酬の対象企業を、有価証券報告書提出企業から、その子会社まで広げる

3.株主総会の期日を、決算日から3ヶ月以上も認め、法人税申告書提出期限も延ばす

今後の議論の行方、詳細な点がどのように決まるか、注目ですね。

【日経】中小減税特例を2年延長 法人税15%維持 政府・与党方針

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【日経】中小減税特例を2年延長 法人税15%維持 政府・与党方針

現在、資本金1億円以下の中小企業等は、

年800万円以下の所得金額については、法人税率が15%となっています。

法人税法では19%と規定されていますが、

租税特別措置法において、平成 29 年3月31日までの間に開始する事業年度については、15%にすると規定されています。

このままでは、平成30年4月1日以降開始事業年度は、法人税法に規定する19%に戻り、増税となります。

しかし、今年度の税制改正を検討する過程で、中小企業の業績回復が大幅に遅れていることなどを理由として、

15%とする措置を2年間延長する方針のようです。

【国税庁】組織再編税制、再建支援等及び特定調停に関する事前照会について

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【国税庁】組織再編税制、再建支援等及び特定調停に関する事前照会について

組織再編(合併、買収、分割など)は、近年は、大企業だけでなく、中小企業でも頻繁に行われています。

組織再編に関する税制は複雑です。

そのためでしょうか、事前照会は、各国税局の審理課や審理官が、受けることになっています。

上記リンク先には、

などのリンクが貼られていますので、関係のある方はご覧下さい。

組織再編税制関連の最高裁判決が、今年に入り2件出ています。

詳細は以下のリンク先をご覧下さい。 ↓

 

【日経】IBM側の勝訴確定、課税1200億円取り消し ~最高裁、国側の上告退ける~【2016年2月24日付ブログ】

ヤフーの180億円課税訴訟、敗訴確定・・・最高裁が上告棄却【2016年3月3日付ブログ】

 

【時事通信】自民税調、12月10日めどに17年度大綱=配偶者控除の対象拡大焦点

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【時事通信】自民税調、12月10日めどに17年度大綱=配偶者控除の対象拡大焦点

2017年度(平成29年度)税制改正大綱は、12月10日をめどにまとめられるようです。

目玉は、配偶者控除の対象拡大です。

当初は、配偶者控除の廃止、夫婦控除の導入という案が浮上していましたが、

夫婦控除の導入は断念し、配偶者控除の対象拡大で、落ち着いたようです。

その他、各省庁から、様々な改正要望が挙がっています。

こちら ↓

平成29年度税制改正要望、出揃う【2016年9月2日付ブログ】

この中から、どれが改正に結びつくか、今後の議論に注目です。

【日経】脱税、ITデータも調査 強制収集へ法改正検討

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【日経】脱税、ITデータも調査 強制収集へ法改正検討

クラウドの活用が広がってきていますが、

脱税の調査においても、国税犯則取締法を改正し、

 

  • 押収したパソコンから、本人の同意がなくても、データを複写して調査できる法的権限を持たせる
  • クラウドなどに保存されているメールや帳簿などを、運営主体の企業に開示を要請して、収集できるようにする
  • 夜間の強制調査を可能にする
  • 管轄区域外の職務執行を可能にする

など、権限が強化されます。

来年度税制改正大綱に盛り込まれる方針です。