カテゴリー別アーカイブ: 法人税

【国税庁】法人税及び地方法人税並びに法人の消費税の申告・納付期限と源泉所得税の納付期限の個別指定による期限延長手続に関するFAQ

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【国税庁】法人税及び地方法人税並びに法人の消費税の申告・納付期限と源泉所得税の納付期限の個別指定による期限延長手続に関するFAQ

国税庁から、

「法人税及び地方法人税並びに法人の消費税の申告・納付期限と源泉所得税の納付期限の個別指定による期限延長手続に関するFAQ」が、

公表されました。

以下のような内容です。

問1.どのような場合に法人は個別延長が認められますか。
問2.個別延長の場合の申告・納付期限はいつになりますか。
問3.申請や届出など、申告以外の手続きも個別延長の対象となりますか。
問4.個別延長する場合には、どのような手続きが必要となりますか。

回答の要旨は以下の通りです。

新型コロナウイルス感染症の影響により、

法人がその期限までに申告・納付ができないやむを得ない理由がある場合には、

申請することで、期限の個別延長が認められます。

その場合、やむを得ない理由がやんだ日から2か月以内の日を指定して申告・納付期限が延長されます。

申請や届出なども、延長の対象になります。

期限の個別延長は申請書を提出するのではなく

申告書の余白に「新型コロナウイルスによる申告・納付期限延長申請」である旨を付記

すればよろしいです。

詳細はリンク先をご覧下さい。

 

 

【財務省】新型コロナウイルス感染症緊急経済対策(国税関係)

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【財務省】新型コロナウイルス感染症緊急経済対策(国税関係)

新型コロナウイルス感染症緊急経済対策が公表されましたが、そのうち国税関係をまとめたものが、財務省HPに掲載されています。

以下のような内容になっています。詳細はリンク先をご覧下さい。

  • 納税の猶予制度の特例
  • 欠損金の繰戻しによる還付の特例
  • テレワーク等のための中小企業の設備投資税制
  • 文化芸術・スポーツイベントを中止等した主催者に対する払戻請求権を放棄した観客等への寄附金控除の適用
  • 住宅ローン控除の適用要件の弾力化
  • 消費税の課税事業者選択届出書等の提出に係る特例
  • 特別貸付けに係る契約書の印紙税の非課税 

本日(4/1)からの改正点(民法など)

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本日は4月1日で、本日から新年度が始まります。

120年ぶりの大改正となりました民法は、本日から施行となります。

債権の消滅時効、法定利率の引き下げ、個人保証、契約約款、敷金の返還(原状回復義務)などの改正が行われています。

労働関係では、時間外労働の上限規制が中小企業にも適用となります。

また、大企業を対象に、同一労働同一賃金が義務付けられます。

資本金1億円超などの大企業は、電子申告が義務付けられます。

その他、4月1日から改正(変更)となることには、漏れなく対応するようにして下さい。

【財務省】「令和2年度税制改正」(令和2年3月発行)

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【財務省】「令和2年度税制改正」(令和2年3月発行)

3月27日に、令和2年度税制改正法案が国会で成立しました。

財務省から、「令和2年税制改正」パンフレットが公表されました。

今回の主な改正項目は、

1.個人所得課税・資産課税

  • 未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直し
  • NISA(少額投資非課税)制度の見直し・延長
  • エンジェル税制の見直し

2.法人税制

  • オープンイノベーションの促進に係る税制の創設
  • 投資や賃上げを促す措置
  • 連結納税制度の見直し

3.消費課税

  • たばこ税の見直し
  • 法人に係る消費税の申告期限を延長する特例の創設
  • 居住用賃貸建物の取得に係る消費税の仕入税額控除制度の適正化

などです。

パンフレットは、図解入りで分かりやすく書かれていますので、是非ご一読下さい。

やむを得ない理由により、納付等を期限までに行うことが困難な事情がある方 については、個別の申請により、納付期限等が延長される

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【国税庁】国税における新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応と申告や納税などの当面の税務上の取扱いに関するFAQ

国税庁から、

「国税における新型コロナウイルス感染症拡大防止への対応と申告や納税などの当面の税務上の取扱いに関するFAQ」

が公表されています。

令和元年分の申告所得税、贈与税、個人事業者の消費税は、申告期限が4月16日まで延長されています。

その他の申告等については、一括期限延長とならないケースがありますので、FAQでご確認下さい。

例えば、出国による準確定申告は、期限延長とはなりません。

源泉所得税は、期限延長となりません。

ただし、やむを得ない理由により、納付等を期限までに行うことが困難な事情がある方については、

個別の申請により、納付期限等が延長される場合があります。

新型コロナウイルス感染症の影響により、定時株主総会が開催出来ず、

決算が確定しない場合には、法人税の申告期限の延長が認められます。

ただし、同じ理由では消費税の申告期限の延長は認められません。

従業員の休暇等により、通常の業務が出来ず、申告書の作成が出来ない、という理由なら認められます。

相続税の申告書に関して、相続人の1人が、新型コロナウイルス感染症に感染した場合には、

個別の申請をすることで、申告期限の延長が認められます。

ただし、他の相続人は認められません。

【e-Tax】e-Taxソフト(WEB版)の「法人設立及び異動手続の申請・届出」で地方税様式の作成が可能となりました。

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【e-Tax】e-Taxソフト(WEB版)の「法人設立及び異動手続の申請・届出」で地方税様式の作成が可能となりました。

法人を設立した際には、「法人設立届出書」を、

事業年度等の変更、納税地等の異動、資本金額等の異動、商号又は名称の変更、

代表者の変更などがあった際には、「異動届出書」を、所轄税務署に提出します。

それとは別に、地方税関係の方も、都道府県の財務事務所や市役所へ、提出する必要があります。

これまでは別途作成して提出する必要がありましたが、

今後は、e-Taxソフト(WEB版)を利用すると、地方税様式も同時に作成し、送信することが出来るようになりました。

 

【共同通信】コロナ対応で赤字の企業に税還付

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【共同通信】コロナ対応で赤字の企業に税還付

新型コロナウイルス感染症の影響により、業績が悪化し、税務上欠損金(赤字)を出した企業に対し、

前年度までに納付した法人税の一部を還付することになるようです。

現在は、資本金1億円以下の中小企業者等で、青色申告法人に認められています(詳細は↓)

【国税庁】タックスアンサーNo.5763 欠損金の繰戻しによる還付

これを、大企業や白色申告法人まで適用範囲を広げるようです。

【国税庁】新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へ

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【国税庁】新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へ

国税庁から、「新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な方へ」が、公表されました。

新型コロナウイルス感染症の影響により納税が困難な場合、税務署に申請することで、

納税が原則1年以内の期間で猶予される場合があります。延滞税の一部も免除されます。

その際に、以下の要件を全て満たす必要があります。

<要件>

① 国税を一時に納付することにより、事業の継続又は生活の維持を困難にするおそれがあると認められること。
② 納税について誠実な意思を有すると認められること。
③ 換価の猶予を受けようとする国税以外の国税の滞納がないこと。
④ 納付すべき国税の納期限から6か月以内に申請書が提出されていること。
⑤ 原則として、担保の提供があること。(担保が不要な場合もあり)

また、

  • 災害により財産に相当な損失が生じた場合
  • 本人又は家族が病気にかかった場合
  • 事業を廃止し、又は休止した場合
  • 事業に著しい損失を受けた場合

についても、納税の猶予が認められる場合がありますので、該当する場合には税務署に相談して下さい。

 

【国税庁】「申告書の自主点検と税務上の自主監査」に関する情報(調査課所管法人の皆様へ)

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【国税庁】「申告書の自主点検と税務上の自主監査」に関する情報(調査課所管法人の皆様へ)

国税庁から、「申告書の自主点検と税務上の自主監査」に関する情報が公表されました。

これは、調査課所管法人(資本金1億円以上の法人)向けで、

申告書を提出する前に、自主点検に使うものです。

チェックリスト形式となっていて、単体法人用では100項目近くあります。

調査課所管法人でなくても、使用可能です。

どのようなところに気をつけるべきか、確認の意味でも、一度使ってみては如何でしょうか。

【週刊東洋経済】税金対策トクする人ソンする人(2020年2月8日号)

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確定申告期間に入っていますが、今週発売中の週刊東洋経済は、

「税金対策トクする人ソンする人」という特集が組まれています。

以下のような内容が掲載されています。(一部抜粋)

Part1 逃れられない税
 富裕層vs.国税 攻防の手筋
 国税庁が問題視 節税保険の今
 法人税で10万件! 税務調査の実態

Part2 企業と税
 [企業納税ランキング]
 税金が多い100社/税負担率が高い100社/税負担率が低い100社

Part3 変わる税
「未婚ひとり親税制は抜本見直しの好事例だ」自民党税制調査会長 甘利 明
 元国税局のお笑い芸人が教える 税制改正でここが変わる
 配偶者特別控除が拡充 損益分岐点はどこ!?
 税制改正大綱の中身とは? あなたの税金はこうなる

Part4 基礎から学ぶ税
 今さら聞けない税金の初歩
 税金のギモン Q&A

Part5 知らないと損する税
 NISAの仕組みと今後
 加入可能年齢上限を5歳引き上げ iDeCoはどう変わる
 配偶者居住権、生前贈与… 相続税「圧縮」のノウハウ

Part6 取り戻せる税
 「還付」で取り戻せる税金
 使いにくいから知られていない 「特定支出控除」って何?
 罹災・盗難時の控除方法 「損害」の申告で税金を軽減

Part7 フリーと副業の税
 フリーランスの税金対策