カテゴリー別アーカイブ: 地方税

【時事通信】泉佐野市が逆転勝訴 除外基準「違法で無効」―ふるさと納税訴訟・最高裁

投稿者:

【時事通信】泉佐野市が逆転勝訴 除外基準「違法で無効」―ふるさと納税訴訟・最高裁

泉佐野市が、ふるさと納税の新制度から除外されたのは違法と訴えていた裁判の最高裁判決が出ました。泉佐野市が勝訴しました。

この制度では、対象から除外されると、税制優遇を受けられなくなります。

その基準の一部に、法的義務が生じる前の寄付集めが理由となっていて、その部分が違法とされました。

これを受けて、泉佐野市だけでなく、静岡県小山町、和歌山県高野町、佐賀県みやき町についても、総務省に認定される方向のようです。

自動車税”種別割”の納期限は6月1日です

投稿者:

「自動車税」改め「自動車税種別割」の納税通知書が届いていると思います。

今年は5月31日が日曜日のため、6月1日が納期限となっています。

自治体によって異なりますが、金融機関窓口やコンビニエンスストアでの支払の他、

LINE Pay、PayPayやクレジットカードなどでも支払出来る場合があります。

ただし、支払方法によっては、領収証書が発行されず、支払後すぐに納税確認が出来ない場合があるため、

車検が近い場合にはご注意下さい。

【東京都】宿泊税の課税停止の延長について

投稿者:

【東京都】宿泊税の課税停止の延長について

東京都では宿泊税を導入しています。

宿泊料金1人1泊
1万円以上1万5千円未満の宿泊 100円
1万5千円以上の宿泊 200円

東京オリンピック・パラリンピックの開催に伴い、

2020年7月1日~9月30日は宿泊税の課税停止をしていましたが、

東京オリンピック・パラリンピックの開催が1年延期となったことにより、

課税停止期間を、2020年7月1日~2021年9月30日とする方針です。

今後都議会に条例改正案を提案し、可決されると正式決定となります。

【総務省】令和2年度地方税法等の一部を改正する法律の概要

投稿者:

【総務省】地方税法等の一部を改正する法律の概要

令和2年度税制改正法案が先日国会で成立し、

国税だけでなく、地方税法等の改正についても、4月1日から施行されています。

主な改正点は、以下の通りです。

1 所有者不明土地等に係る固定資産税の課題への対応

  • 現に所有している者(相続人等)の申告の制度化
  • 使用者を所有者とみなす制度の拡大

2 未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(寡夫)控除の見直し等

3 地方法人課税

  • 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の税額控除割合を6割に引き上げ、5年延長
  • 国税における連結納税制度の見直しに伴う対応

4 地方のたばこ税

  • 軽量な葉巻たばこの課税方式の見直し

5 地方譲与税

  • 森林環境譲与税の見直し
  • 航空機燃料譲与税の譲与割合引上げの延長

6 主な税負担軽減措置等

  • 固定資産税等の特例措置

詳細は、リンク先をご覧下さい。

本日(4/1)からの改正点(民法など)

投稿者:

本日は4月1日で、本日から新年度が始まります。

120年ぶりの大改正となりました民法は、本日から施行となります。

債権の消滅時効、法定利率の引き下げ、個人保証、契約約款、敷金の返還(原状回復義務)などの改正が行われています。

労働関係では、時間外労働の上限規制が中小企業にも適用となります。

また、大企業を対象に、同一労働同一賃金が義務付けられます。

資本金1億円超などの大企業は、電子申告が義務付けられます。

その他、4月1日から改正(変更)となることには、漏れなく対応するようにして下さい。

【e-Tax】e-Taxソフト(WEB版)の「法人設立及び異動手続の申請・届出」で地方税様式の作成が可能となりました。

投稿者:

【e-Tax】e-Taxソフト(WEB版)の「法人設立及び異動手続の申請・届出」で地方税様式の作成が可能となりました。

法人を設立した際には、「法人設立届出書」を、

事業年度等の変更、納税地等の異動、資本金額等の異動、商号又は名称の変更、

代表者の変更などがあった際には、「異動届出書」を、所轄税務署に提出します。

それとは別に、地方税関係の方も、都道府県の財務事務所や市役所へ、提出する必要があります。

これまでは別途作成して提出する必要がありましたが、

今後は、e-Taxソフト(WEB版)を利用すると、地方税様式も同時に作成し、送信することが出来るようになりました。

 

【静岡新聞】静岡県税、スマホアプリで納付 5月上旬、収納率向上へ導入

投稿者:

【静岡新聞】静岡県税、スマホアプリで納付 5月上旬、収納率向上へ導入

静岡県では、県税を、LINEペイやペイペイで納付できる仕組みを導入します。

5月に自動車税の納付がありますが、それに合わせ導入し、収納率向上を目指します。

すでに、熊本県や大分県など、いくつかの自治体で導入されています。

自動車税だけでなく、不動産取得税、個人事業税も対象になります。

【静岡新聞】静岡市、ふるさと納税でNPO支援 県内初、2020年度から

投稿者:

【静岡新聞】静岡市、ふるさと納税でNPO支援 県内初、2020年度から

静岡市は、2020年度から、ふるさと納税でNPO、公益社団法人、学校法人などの支援を行うようです。

クラウドファンディングの手法を取り入れて行います。

資金不足に悩むNPO等と、応援したい人を、ふるさと納税でつなげることになります。

目標額は、下限を50万円とし、初年度は20団体6千万円としています。

同様の制度は、佐賀県がすでに実施しています。

 

 

【週刊東洋経済】税金対策トクする人ソンする人(2020年2月8日号)

投稿者:

確定申告期間に入っていますが、今週発売中の週刊東洋経済は、

「税金対策トクする人ソンする人」という特集が組まれています。

以下のような内容が掲載されています。(一部抜粋)

Part1 逃れられない税
 富裕層vs.国税 攻防の手筋
 国税庁が問題視 節税保険の今
 法人税で10万件! 税務調査の実態

Part2 企業と税
 [企業納税ランキング]
 税金が多い100社/税負担率が高い100社/税負担率が低い100社

Part3 変わる税
「未婚ひとり親税制は抜本見直しの好事例だ」自民党税制調査会長 甘利 明
 元国税局のお笑い芸人が教える 税制改正でここが変わる
 配偶者特別控除が拡充 損益分岐点はどこ!?
 税制改正大綱の中身とは? あなたの税金はこうなる

Part4 基礎から学ぶ税
 今さら聞けない税金の初歩
 税金のギモン Q&A

Part5 知らないと損する税
 NISAの仕組みと今後
 加入可能年齢上限を5歳引き上げ iDeCoはどう変わる
 配偶者居住権、生前贈与… 相続税「圧縮」のノウハウ

Part6 取り戻せる税
 「還付」で取り戻せる税金
 使いにくいから知られていない 「特定支出控除」って何?
 罹災・盗難時の控除方法 「損害」の申告で税金を軽減

Part7 フリーと副業の税
 フリーランスの税金対策

【財務省】令和2年度税制改正の大綱の概要(令和元年 12 月 20 日 閣議決定)

投稿者:

【財務省】令和2年度税制改正の大綱の概要(令和元年 12 月 20 日 閣議決定)

先日公表され、12月20日に閣議決定されました、来年度税制改正大綱の概要が、財務省HPに掲載されています。

今回の主な改正項目は、以下の通りです。詳細はリンク先をご覧下さい。

<個人所得課税>

  • NISA 制度の見直し・延長
  • エンジェル税制の見直し
  • 低未利用地の活用促進
  • 国立大学法人等に対する個人寄附の促進
  • 未婚のひとり親に対する税制上の措置及び寡婦(夫)控除の見直し
  • 国外居住親族に係る扶養控除等の見直し
  • 私的年金等に関する公平な税制のあり方
  • 森林環境譲与税の見直し

<資産課税>

  • 所有者不明土地等に係る固定資産税の課題への対応

<法人課税>

  • オープンイノベーションに係る措置
  • 投資や賃上げを促す措置
  • 5G 導入促進税制
  • 連結納税制度の見直し
  • 地方拠点強化税制の見直し
  • 地方創生応援税制(企業版ふるさと納税)の見直し
  • 電気供給業に係る法人事業税の課税方式の見直し

<消費課税>

  • たばこ税(国・地方)の見直し
  • 消費税の申告期限の延長
  • 日本酒の輸出拡大に向けた取組み

<国際課税>

  • 国際的な租税回避・脱税への対応

<納税環境整備>

  • 電子帳簿保存制度の見直し
  • 地方税共通納税システムの対象税目の拡大
  • 国外財産調書制度等の見直し
  • 利子税・還付加算金等の割合の引下げ

<関税>

  • 暫定税率等の適用期限の延長等
  • 国際コンテナ戦略港湾政策に係るとん税及び特別とん税の特例措置の創設