【証券取引等監視委員会】「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」の公表について
証券取引等監視委員会から、「金融商品取引法における課徴金事例集~開示規制違反編~」が、公表されました。
以下のような事例が掲載されています。
- 売上の過大計上
- リベートの過大計上
- グループ会社を連結の範囲から除外し、内部取引利益を 連結決算で利益計上
- 貸倒引当金の過少計上
- 減損損失の不計上
- ソフトウェアの架空計上
- のれんの過大計上
- たな卸資産の過大計上
- 大株主の所有株式数の虚偽記載
- 第三者割当予定先の状況等の虚偽記載
- 発行開示書類(有価証券届出書)の不提出
- 継続開示書類(有価証券報告書等)の不提出
それぞれ、事案の概要だけでなく、背景、原因についても記載しています。
「社内牽制機能の不備」、「コンプライアンス意識の欠如」という例外多いです。
経営者、監査役、内部監査部門の方にとっては、大変参考となりますので、ご一読下さい。