静岡県内の12信用金庫では、7月から「後見支援預金」の取扱いを開始します。
これは、成年後見人による、預金の不正な引き出しを防止するものです。
引き出しには、家庭裁判所の「指示書」を必要とします。
また、キャッシュカードがなく、手軽に引き出すことは出来ません。
近年、成年後見人の不正が急増し、成年後見人の不正を監視する「後見監督人」を選任したケースが、2015年で過去最多の4800件にも上ります。
【日経】成年後見の不正、見張り人急増 家裁の選任が最多4800件
そのような状況において、不正防止策の1つとして、この「後見支援預金」は、有効かもしれません。