【日経】相談役への就任、経緯の開示必要 経産省研究会が報告書
【経済産業省】CGS(コーポレート・ガバナンス・システム)研究会報告書を取りまとめました
経済産業省は、CGS(コーポレート・ガバナンス・システム)研究会を、昨年7月に立ち上げ、議論を重ねた結果、この度報告書を取りまとめて、公表しました。
報告書は、主には以下の項目で、取りまとめられています。
- 取締役会の役割・機能の明確化
- 社外取締役を活かすための工夫
- 経営陣の指名・報酬の在り方
- 経営陣のリーダーシップ強化のための環境整備
この中で、社長・CEO経験者を、顧問・相談役として置く場合に関し、現役の経営陣が社内で適切なリーダーシップを発揮するという観点から、以下のように提言されています。
- その役割を明確化し、それに見合う処遇を設定することを検討すべき
- 指名・報酬委員会を活用するなど社外者の関与を得ることを検討すべき
- 人数、役割、処遇等について、自主的に外部に情報発信を積極的に行う
- 現役時代の社長・CEOの報酬が低く設定されている会社においては見直し