国税庁から、「平成26年分の相続税の申告状況について」が公表されました。
2014年(平成26年)中に亡くなられた方に係る相続税の申告状況です。
相続税の申告書が提出された割合は、4.4%で、前年とあまり変わっていません。
しかし、2015年(平成27年)1月1日から、基礎控除額(ここまでは税金がかからない金額)が、
5,000万円+1,000万円 × (法定相続人の数) ⇒ 3,000万円+600万円 × (法定相続人の数)
と、4割引下げられたことで、相続税の申告書が提出される割合は、7%程度に上がると言われています。
すでに、2015年(平成27年)中にお亡くなりになった方の相続税申告期限(10ヶ月)が、順次到来しています。
相続税の申告が必要にも関わらず、申告漏れとならないよう、ご注意下さい。
国税庁からは、「相続税の申告要否の簡易判定シート」が公表されていますので、相続税の申告が必要かどうか不安な方は、簡易判定してみては如何でしょうか。
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【国税庁】相続税の仕組みの分かりやすい解説「相続税のあらまし」・「相続税の申告要否の簡易判定シート」
なお、実際の申告にあたっては、複雑ですので、専門家にご相談下さい。
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