いよいよ今週末(18日)から、ラグビーワールドカップ2015が開幕します。
ラグビーワールドカップは、オリンピック、サッカーワールドカップに次ぐ、世界三大スポーツイベントの1つで、
2019年には日本で開催されます。
今大会は、NZ代表オールブラックスの連覇なるか、開催国イングランドが意地を見せるか
、ヨーロッパの対抗戦シックスネイションズを連覇したアイルランドの初優勝なるか、興味は尽きません。
その中でも、2003年オーストラリアを準優勝、2007年南アフリカを優勝に導いた名将 エディ・ジョーンズ率いる日本代表が、
1991年大会以来の白星を挙げて、初の決勝トーナメントに進出できるかが、大変注目となります。
エディ・ジョーンズは、今大会をもって退任するので、まさに集大成の大会となります。
さて、このエディ・ジョーンズが名将と言われるのは、戦略家であり、あることを達成するために、
目標設定から、準備、目標設定、組織形成、教育等まで緻密に行うからです。
これを紹介した書籍が、
「ラグビー日本代表監督 エディー・ジョーンズの言葉 世界で勝つための思想と戦略」(柴谷晋 著 ベースボール・マガジン社)
です。
この中で紹介されている言葉の一例を紹介します。
「まず考えるべきことは、スケジュールではなく、チームをどこに連れて行きたいかだ。つまり目的地だ。」
「できない理由を探すより、何ができるかを探すべきだよ。」
「データの活用法は、チームによって変わる。そのチームに何が必要かを考えてから決めないと意味がないからだ。」
「アシスタントコーチを雇う際に心がけているのは、自分より知識が豊富な人を選ぶということ。」
この書籍は、ビジネスに大変参考となり、ラグビーが分からなくても、読みやすいです。
特に経営者の方は、ご一読されるとよいと思います。