最近、経済協力開発機構(OECD)では、グローバル企業が、税金の安い国を使った節税に網をかけようと、
様々な検討をしています。
今回は、特許や商標権などの知的財産についてです。
税率の安い国の子会社等に、知的財産を譲渡した後、多額の収益を上げて、
譲渡額との差額が2~3倍以上になると、差額を本社所在国の方で、課税出来るようにするそうです。
9月のOECD租税委員会で承認し、11月に開催する20カ国・地域(G20)サミットで採択される、
というスケジュールになっています。
今後、譲渡価格の算定が難しくなりますね。