伊藤レポート・・・四半期開示のあり方に一言

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経済産業省】伊藤レポート「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト「最終報告書」を公表します

経済産業省から、伊藤レポート「持続的成長への競争力とインセンティブ~企業と投資家の望ましい関係構築~」プロジェクト「最終報告書」

が公表されました。

このレポートは、企業が投資家との対話を通じて持続的成長に向けた資金を獲得し、

企業価値を高めていくための課題を分析し、提言を行っています。

この中で、四半期開示のあり方に触れています。

投資家、アナリストが、四半期業績に過度に反応する傾向にある点に、疑問を投げかけています。

一方で、企業側からも、中長期的な価値創造を理解するための情報が効果的に開示されてい
ない、という点も指摘しています。

この点に関しては、現在「統合報告書」が注目されてきています。

【日本経済新聞シンポジウム】「統合報告~長期価値創造を実現する企業報告」

 

また、四半期報告書と四半期決算短信と二種類の開示書類を作成することに対する企業側の負担についても、触れています。

この議論については、以下もご覧下さい。

【日本公認会計士協会】「開示・監査の一元化を検討するプロジェクトチームの設置について」【2014年7月11日付ブログ】