サントリーホールディングスは、10月1日付でローソンの新浪剛史会長(55)が社長に就任することを、先日発表しました。創業家以外の社長は初めてです。
さて、中小企業に目を向けますと、親族内承継の比率が近年下がってきていて、後継者不在により廃業するケースが増えています。
しかし、従業員がいるケース、下請けも含めた取引先が多いケースでは、企業が社会的公器となっているため、簡単に廃業することが難しくなります。
このようなケースでは、サントリーホールディングスのように、外部から後継者を招へいするか、M&Aで会社を売却する、という選択肢があります。
どちらのケースも、最適な相手(会社、人)を探すのに時間がかかります。
また、後継者が決まっているケースでも、その後継者を育てるのに時間がかかります。
後継者を探し、会社を永続させることは、社長の重要な仕事の一つと言えるでしょう。
事業承継に関して、是非手遅れになる前に、ご検討下さい。