中小企業庁から、2019年版「中小企業白書」、「小規模企業白書」が公表されました。
「中小企業白書」は毎年公表されていて、リンク先から1963年以降の白書を見ることができます。
「小規模企業白書」の方は、2015年以降公表されています。
2019年度版では、10のポイントが記載されています。
【経営者の世代交代】
- 親族内承継の支援措置は大幅に前進。親族外承継により新事業の展開も期待される。
- 廃業時に経営資源を引き継ぐことは、旧経営者・起業家の双方にとって有益。
- 比較的簡単に起業できるフリーランス・副業による創業を促進することも重要。
【構造変化への対応】
4.デジタル化社会では、IoT・AIを活用した、生産性向上の取組が重要。
5.中小企業は大企業にとって魅力的な連携相手。研究開発の促進も重要。
6.地方の中小企業こそ、域外・海外の需要を取り込むことが必要であり、それは多くの地域で可能。
【防災・減災の取組】
7.防災・減災対策を進めるため、関係者(サプライチェーン、自治体、金融機関、等)も巻き込みつつ普及啓発を推進することが必要。
8.リスクに見合った災害保険への加入を進めることが必要。
皆さんの会社は如何でしょうか。