リース会計基準が改訂する方向のようです。
今後全てのリース取引について、資産、負債を認識することになります。
現在の基準では、ファイナンスリースは売買処理し、資産・負債を認識し、
オペレーティングリースは賃貸借処理し、資産・負債を認識しません。
ファイナンスリースは、中途解約禁止等の条項があり、
リースですが、実質売買しているのと同じ効果があるため、売買処理が求められています。
一方、オペレイティングリースは、ファイナンスリース以外で、
借りているだけで実質所有していないため、
賃貸借処理(リース料を支払った際に経費計上するのみ)します。
このオペレイティングリースについても、今後は売買処理(資産・負債を認識)することになるようです。
これから基準改訂作業に入り、公開草案の公開・意見募集を経て、正式に改訂となります。
適用は2~3年後を目処にしているそうです。