「ダイナミックプライシング」という言葉をお聞きになったことがあるでしょうか。
価格変動制とも言われ、同じ商品の価格を、需給状況に合わせ、変動させていく手法、あるいはその価格のことを言います。
飛行機や映画の座席、駐車場を始め、最近ではスポーツ界でも広がってきました。
プロ野球の横浜DeNAベイスターズ、Jリーグの横浜F・マリノス、
ラグビーのサンウルブズなどが既に採用、あるいは来シーズンから採用を発表しました。
スポーツでは、天気、成績、対戦相手、曜日など、様々な検討要素がありますが、
AIの発達によって、細かく価格設定することが可能になりました。
現状は、同時刻に購入すれば、誰が購入しても同じ価格であることが多いと思いますが、
今後は個人別にも価格が異なっていくかもしれません。
「値決めは経営者の仕事」と言われていますが、その判断にAIが大きな役割を果たす時代がやってきました。
また、様々な業界に広がっていくのでしょうか。