国税庁から、「平成28事務年度 法人税等の調査事績の概要」が公表されました。
平成28事務年度(平成28年7月1日~平成29年6月30日)において、
法人税は、9万7千件調査を実施し、うち非違があった法人は7万2千件、
そのうち申告漏れ所得金額は8,267億円、追徴税額は 1,732億円となっていて、
前年より少し増加しています。
消費税は、法人税と同時調査し、非違があった法人は5万5千件、追徴税額は785億円となっています。
主な取り組みとしては、消費税の不正還付を行っていた法人に対する調査、
無申告法人に対する調査、海外取引法人等に対する調査などを行っています。
また、不正発見割合の高い10業種を公表していて、今年の上位3業種は、
- バー・クラブ
- 外国料理
- 大衆酒場・小料理
となっています。これらは現金商売ですので、間違いが起こりやすいのでしょうか。
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