【日経】法人税 電子申告を義務に 19年度にも、事務負担軽く
e-Tax=国税電子申告・納税システム は、2004年に導入されました。
法人税、所得税、消費税、贈与税などの申告を、会社・自宅にいながらインターネット上でできる、というものです。
2015年(平成27年)度の調査では、所得税は約半分、法人税・消費税は約4分の3の利用率となっています。
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【国税庁】平成 27 年度における e-Tax の利用状況等について
ただし、資本金1億円以上の大企業に限ると、約半分の利用率です。
大企業は、独自のシステムを持っていて電子申告に対応できない、一部自治体において、地方税の申告を紙で求めるとことがある、といった理由で、利用していないケースが多いと思われます。
今後、これら大企業に対し、電子申告を義務化する方向のようです。
6月末までに具体案を詰めて、来年度税制改正大綱に盛り込み、再来年2019年(平成31年)度からの義務化となるようです。
システムが理由で利用していない企業は、システム改修の必要があります。
今後の動向に注目です。