現在、イングランドで開催されているラグビーワールドカップは、週末に準々決勝が行われ、ベスト4が出揃いました。
日本代表は、3勝1敗と好成績を残しながら、惜しくも準々決勝進出を逃し、大変残念でした。
日本代表の好成績の裏に、高い能力を持った専門スタッフ(スクラムコーチ、メンタルコーチ、ディフェンスコーチなど)の存在があります。
また、低いタックルの練習に、総合格闘家の方を、スポットコーチとして招聘しました。
それぞれのコーチが、専門性を発揮し、チームの能力が飛躍的にアップしたのでしょう。
特筆すべきは、ヘッドコーチであるエディ・ジョーンズ氏が、
- ある分野に関して、自分より能力の高いコーチを招聘
- 戦略的なことを伝えた後は、それぞれのコーチの指導に関して口を挟まない
といったことです。
経営を行う上でも、同じようなことが言えると思います。
とかく、自分の威厳を保てなくなるのを防ぐために、自分より能力のある人を遠ざけたり、
任せたはずが、どうしても気になって口出ししたり、してしまいがちです。
しかし、それでは優秀な人のモチベーションがさがり、組織はいい方向へ向かいません。
一芸に秀でた優秀な人材をうまく経営に生かしていきたいですね。