野球場など、スポーツ観戦の際には、必ずと言っていいほど、ビールの売り子がいますね。
先日、あるテレビ番組で、No.1売り子と新人売り子との違いを紹介していました。
売上の差は、倍くらいあるそうです。
同じ時間、同じ土俵で戦っていて、なぜこれだけの差がついてしまうのでしょうか。
No.1売り子のやっていることは、
- 帽子のつばを上げて、顔が見えるようにし、できるだけ顔を覚えてもらう
- 試合前に常連のところに行って声をかける
- 常連客から、次の試合ではどのあたりに座るか聞いておく(その日は休まないようにする)
- 団体客が来ても、すぐには売りに行かない=席について落ち着いた頃を見計らって声をかける それまでは近くで待機している
- 得点シーンなど盛り上がっている時には、ビール売りの声を掛けず、お客さんと一緒に喜ぶ
- 他の売り子が行きたがらない上の方の席にも積極的に行く =上の方の客もわざわざ下まで降りて買いに行きたくないので売れる
簡単なことのようですが、新人には中々出来ません。
その結果、倍近い売上の差が出てしまいます。
自分目線ではなく、お客様目線に立つことの大切さを、改めて感じますね。
買い手の心理を、如何にしてつかむか、ということですが、
皆さんも、振り返ってみて如何でしょうか。