4月15日に、企業会計審議会第2回会計部会が開催されました。
そこで、「国際会計基準をめぐる最近の状況等について」が議題として取り上げられました。
リンクの「IFRS適用レポート」は、国際会計基準=IFRSを、すでに任意適用した企業からの経験談として、以下のような事項を公表しています。
- IFRSの任意適用を決定した理由・経緯
- IFRSへの移行準備・移行コスト
- IFRS移行時の課題をどう乗り越えたか
- 監査対応
- 移行によるメリット
- 移行によるデメリット
- 要望
- IFRSの任意適用を検討している企業へのアドバイス
その中で、注目される点を、いくつか以下に抜粋します。
<IFRS導入のメリット>
- 経営管理への寄与(経営管理の 高度化)
- 比較可能性の向上
<IFRS導入のデメリット>
- 実務負担の増加
- コストの増加
(デメリットなしと回答した企業もあり)
<導入コスト>
各企業の規模・導入目的によってまちまちで あり、多様性がある
今後IFRSを導入することを検討している企業にとっては、参考となる情報がいくつもありますので、是非ご一読下さい。