帝国データバンクから、「海外進出に関する企業の意識調査」結果が公表されました。
海外進出経験は、全業種で27%の企業があり、製造業では40%もあります。
取引先の進出により、生き残りのため進出せざるを得ない企業が多いと思われます。
海外に進出している企業のうち、65%が中国に進出していますが、今後重視する国はベトナムがトップです。
以前は、中国・タイの人気が高かったですが、人件費高騰などにより、近年はベトナムなどの人気が上がっているようです。
また、実際に撤退したり、撤退を検討したりした経験がある企業は約40%あります。
特に中国からの撤退は、法制度・行政手続きが難しいようです。
海外進出は、法律・商慣習・言語など、日本とは違うことが多く、リスクを伴います。
進出の際は、十分すぎるほど検討をした上、撤退も有り得ることを頭に入れておかれるとよいでしょう。